2011年2月10日木曜日

15年前なんだ。

























Flickr(169)アップしました。

今日はこの曲。



P.P. Arnold & Primal Scream - Understanding

約15年前ぐらいにイギリスでブリットポップが大流行していたころ、
ある評論家が”ブリットポップの最大の功績はSmall Facesを再発見したこと”
と書いてあって、それはいくらなんでもちょいとシニカルすぎやしないかと思いつつ、
たしかに、Oasis、Blurをはじめ、Supergrass, Ocean Colour Scene,
それから、もちろん、Paul Wellerとそれぞれ、その影響を口にしていて、
自分も、その影響で彼らの音楽を聞き始めるようになりました。
案の定というか、その時期にSmall Facesのトリビュート盤が制作されたのですが、
これもその1曲。そして、その中でもずば抜けてかっこよかったです。
Small Facesとも、一緒に演っていたP.P. Arnoldをヴォーカルに従えて
モータウンイッシュなビートにのせて、なんともごきげんな仕上がりになっております。
なにがいいって、ここで、Primal Screamのヴォーカリストのボビー・ギレスビーが
全く歌っていないこと。普通、こういうカバーヴァージョンだとデュエットみたいな
感じで、”楽しいカバー大会”みたいな感じになりがちだけど、
(たしかに、聴き手もそれはそれで楽しいけれど。)
あえて、それをしないところがクールです。
ボビーのプロデュース能力及び、リスナーとしての音楽愛を感じてしまいます。
もしかしたら、歌うのめんどくさかっただけだったりして。んなことないか。

ではでは、また。

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