2011年2月24日木曜日

時代おくれの男になりたい。

















































































Flickr(180,181,182,183)アップしました。

いまになっては、ジャズだエレクトロだアヴァンギャルドだなんだと
偉そうにああだこうだいっていますが、
現在進行形で夢中になったはじめてのバンドはなんといってもOasisで、
いまももちろん大好きです。
そのOasisが空中分解して
その弟のリアムを中心に、兄のノエル以外のメンバーで結成されたBeady Eye。
彼らのアルバム”Different Gear, Still Speeding”が発売されました。
(これは、すばらしいタイトル!)
正直なところ、メインソングライターは兄ノエルだったので、
どんなものなのかなーと思っていたのですが
(というか正直なところ、そんな期待してはいなかったのですが)
これがすばらしい!ちょっと感動してしまいました。
といっても、Beatles(とそれぞれのソロ作品), Rolling Stones(Beatles and Stonesなんて曲まである。)Kinks, Who, Small Facesなんかの影響モロ受けの
なんてことはないギターロック。んで、どこかで聴いたことのあるようなメロディ。
The Rollerという曲はほとんどJohn LennonのInstant Karmaだし、
Standing Edge Of The Noiseという曲のサビのメロはBeatlesのGet Backで
”Get Back, Get Back, Get Back Once You Belong”の代わりに
”Get You, Got Me, Standing On The Edge Of The Noise”
となっているだけのようです。
けど、そんなことどうでもいいと思わせてしまう説得力が本当によいなあ。
そんなわけでそこらへんの影響がとても強いのだけど
自分、本当このバンドのことリスペクトしてるっす。
とかいってる人には絶対到達できない世界観というか、
んなことどうでもよくて、俺が世界で一番すごいんだ、
と本気で思っている人にしか出せない説得力があります。
思えば、兄ノエルの曲ですが、Oasisのファーストアルバムの1曲目で
”俺はロックンロールスターだ” と歌っていたリアム・ギャラガー。
ロックンロールから現代アートまで、
良くも悪くも現状認識だったり客観性、コンセプトが
必要とされざる得ない状況が続いておりますが、
この時代おくれといえるようなアプローチがリアルに感じてしまうこのごろさ
という感じなのです。







Beady Eye - The Beat Goes On
Beady Eye - Beatles And Stones
Beady Eye - The Roller

ではでは、また。

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