2011年5月17日火曜日

天国が燃えている。










































Flickr(288,289)アップしました。

今日はこの曲たち。





The Radio Dept. - Heaven's On Fire
Sonic Youth - Teenage Riot

おそらく、30代前後から、40ちょい手前ぐらいで
音楽が好きだったり、バンドをやってたりしてた人ならば
そうそう、と思ってくれると思うのですが、
たとえば、友人だったり、知り合いだったり、
その友人だったり、知り合いがライブをやることになりました。
ということになって、来ない?みたいに誘われて、
んで、どんな感じ?って聞くと
あー、なんかSonic Youthみたいな感じ?
なんて会話がけっこうありました。

そして、それを聞くと、何かバイトか用事でも作らねばと
おもってしまったわけです。
大体、そういうバンドは、ノイジーなギターが鳴って、
実験的ということなんだけど、なんだか長いだけのようで、
メロディもあんまなくて、要するに、
自分はけっこう苦手でした。

といっても、別にSonic Youthが悪いわけではないのですが、
彼らもインディペンデントだ、アンダーグラウンドだとか、
そいでもって、商業主義、資本主義批判とかしつつ、そのわりには
NIrvanaやBeckやBeastie BoysやJim O'Rourkeとつるんでたりして、
うまくやってるよなあーなどと思ったりして。
(Daydream Nationとか結構好きで聴いてましたが。)
そんなわけで、”Goo”や”Washing Machine"の
Tシャツを着たりしない青春時代を過ごしたわけです。

時が経って、スウェーデンのバンド、
The Radio Dept.の”Heaven's On Fire”という曲。
2010年に発表された曲。
冒頭、Sonic Youthの
「1991 The Year Punk Broke」(パンクが壊れた年)
というドキュメント映画から
メンバーのThurston Mooreの声がサンプリング。
ユースカルチャーや、資本主義(レコード会社の産業主義)について
アジっております。
そんな声明の後とくれば、
ごりごりのハードコアパンクでも流れてきそうな感じですが、
激甘スウィートポップ。そんでもって、
”君を見ていると、天国だって燃え上がってしまうんだよ”なんて歌詞。
これは、間違いなく確信犯でしょう。
かっこいい。
 
そんでもって、2009年のSonic Youth。
50を超えたメンバーたちが "Teenage RIot"を演っている!
かっこいいなあと思えるのは、彼らが変わったというより、
自分が少しだけ、素直になったということでしょうか。
やれやれ。
とはいえ、もちろん、それがあるにしても、
彼らが、未だに”続けている”ということが
なによりもかっこいいのでは、などと思ったりもします。

ではでは、また。

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