2011年11月10日木曜日

ダブステ










































Flickr(554,555)アップしました。

今日はこの曲たち。









James Blake - The Wilhelm Scream
Bon Iver - I Can't Make You Love Me/Nick of Time
Burial - Fostercare
Kode 9 & Spaceape - 9 Samurai

数年前から話題になっている”ダブステップ”なる
ジャンルも今年発売された、James Blakeのアルバムで
沸点に達したというか、
なかなかの盛り上がりを見せているようです。
といっても、自分は何をもって
ダブステップなのかよくわからないのですが、
ダブ、レゲエはもちろん、
Pink Floyd~Joy Division,P.I.L~Radioheadから
トリップホップ〜UKガラージ〜グライムまで
すべてをごちゃまぜにしたような、
そして”暗い”という、そんな感じなのでしょうか。
なにはともあれ、こんなに暗い、James Blakeのアルバムが
すごく売れてしまうというのは、
日本やアメリカ同様、オーディション番組の歌手だったり
アイドルがチャートを席巻しているとはいえ、
さすがイギリスのリスナーの底力、といったところでしょうか。
このダブステップが生まれたといわれているのが
クロイドンという街だそうです。
そして、このクロイドンというのは、
ロンドンに長く住んでいる外国人がとても嫌いな場所なのです。
といっても、別に人種差別がはげしいとか
そういうことではなく、イギリスのホームオフィスが
ここにあって、ビザの更新をここで行うのです。
(母国に帰らない場合。
911の前は母国以外の国でも(フランスとか1時間でいける)
旅行にいって戻ってくれば取れる、というナイスなシステムだった。)
現在はさらに厳しくなっているようですし、
もしかしたら、システム自体がかわっているかもしれませんが、
当時から、ビザ、特に学生ビザの更新というのは非常にやっかいで
全ての書類から、お金から、出席日数から
なにも問題ないのに、なぜか強制送還みたいな話しをけっこう聞いたりして、
(反対に、こりゃーちょっと問題だろうという問題という人が
無事に通ったりってのも聞いたり。)
”国”っていうものはすごいもんだよなあと実感しながら、
しょうがないので、イマジンでも口ずさみながら、
ビザを更新する1ヶ月くらい前から、
ハラハラした生活を送るというわけです。
ロンドンとブライトンのだいたい中間ぐらいに
位置している小さな街の小さなレコード屋から生まれたダブステップ。
(日本でいえば、場所的には、武蔵小杉とか?違うか。)
別にクロイドンが悪いわけではないので、
ダブステップによって、その汚名?も 晴れればよいのですが。
ちなみに、自分はビザを更新した後、クロイドンの街の中をぶらぶらして
レコード屋にも立ち寄ったので(習性みたいなもので。)
もしかしたら、そこがそのレコード屋なのかななどと想像してみるのも
楽しいものです。
ただ、そのころはまだ、ダブステップも生まれていなかったとは思いますが。

ではでは、また。

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