2011年11月29日火曜日

Please Let Me Wonder




























































Flickr(578,579,580)アップしました。

英NMEに載っていた面白い記事なのですが、
今年、John Lewisというイギリスの百貨店の
クリスマス用のCMに
The Smithsの”Please, Please, Please, Let Me Get What I Want”
という曲が使われて、熱狂的なファンから
怒りを買っているそうです。
パンク以降のインディロックは
反商業主義、反資本主義、反物質主義みたいなところが
けっこうあったりしますが、
特に熱狂的なスミスのファンとかはうるさそうだもんなあ。
しかもその商業主義、資本主義、物質主義の極みとも
いえなくもない百貨店のCMなんて、
もってのほかという感じなのでしょうか。
この曲をカバーした女性の歌手の
ツイッターには避難殺到
(こういう感じは日本もイギリスも対して変わらないんでしょうかね。)
とはいっても、本人たちのMorrisey, Johnny Marrはお気に入りのようです。

こちらです。





John Lewis Christmas Advert 2011
The Smiths - Please, Please, Please, Let Me Get What I Want

思わず、John Lewisで買い物をしたくなってしまいます。
逆に見れば、購買意欲を掻き立てる悪だ!
となるのかもしれませんが。
ただ、このCMに限らず、クリスマス商戦の広告に対して、
この不景気に無駄に購買意欲を高まらせてどうするんだ!
という批判は実際けっこうあるようです。
少年は、プレゼントをもらう事より、
あげることが待ちきれない。というオチになっていますが、
以前、といってもかなり前ですが、
何かのインタビューで
イギリスのミュージシャンが
(誰すらもおぼえていないのですが)
”プレゼントをあげる喜びを知って大人になるんだ。”
みたいなこのCMのようなことをいっていたの
が印象的で覚えていて
(それが誰かは覚えていないのですが。)
もしかすると、イギリス人にとって通過儀礼のような
ものなのかもしれませんね。
といっても、この感覚はまた、
世界中に通用するものともいえるでしょうが。

ではでは、また。

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