2011年4月30日土曜日

I Can Hear My Hair Grow










































Flickr(270,271)アップしました。

今日はこの曲たち。













The Move - Flowers In The Rain
The Move - I Can Hear The Grass Grow
The Move - Fire Brigade
The Move - Walk Upon the Water
The Move - Cherry Blossom Clinic
The Move - The Lemon Tree

ミュージシャンの中でも
奇人、変人と呼ばれる人はけっこういて、
まあ、何をもって奇人、変人なんだ、
みたいなことを考えるとめんどくさいですが。
たとえば、奇行癖なんかがある人などは
そういう風に捉えられることが多かったりしますが、
それは、ドラッグだったり、
また、育ってきた環境だったりするし、
彼らの思考的なものもまた然り。
とりあえず、音のみで、なんだか変だよなー
なんかぶっ飛んでるんだよなあってのを
奇人、変人とするとするならば
この、The MoveのRoy Woodは
たしかに、その中でもかなり高い位にいるのではないでしょうか。

ただ、奇人、変人の代表格?ともいえる
Frank Zappaなどは、
一聴すると、たしかに、
おや、こいつはキテレツだ、などと
思うわけですが、
Roy Woodの場合は
非常によくできたポップソングで
(実際、16曲ものトップ10ソングがあるようです。)
いってみれば、ちょっとした
流行作曲家でもあったともいえます。
けれども、何かがおかしい。
かみ合わせの悪いものどうしが、なぜだか、
うまい具合にかみ合ってしまったみたいな感じ
とでもいえばよいでしょうか。
(ライブではなくて、スタジオバージョンだとさらにそんな感じが強くなります。)

そして、いまは、カルトヒーローみたいに
なっている現状です。
数ある60年代のバンドの中でも、
かなり、ユニークな存在だとおもうのですが。
デビューが66年なので、
いわゆる、ブリティッシュインベーションに間に合わなかったこと,
人気が出始めたころは、Jimi Hendrix, Led Zeppelin, Creamなどの
ブルースロック的なものや、King Crimson, Pink Flloydなども
出てきたりして、そっちのほうが注目されてしまったこと、
(まあ、しゃーないっちゃー、しゃーないですね。
といっても、前述した通り、多くのトップ10ヒットを出しましたが。)
などが原因なのかもしれません。
それから、時代的にアルバム志向が強くなってきていたときに
これだ!という名盤と認められなかったというのがけっこうでかいのかも。
(個人的には1st,2ndとも名盤といってよいアルバムなのですが。)
The Move再評価が来るかどうかはわかりませんが、
自分は、ずっと聴いていくのだろうなあと思います。

そして、驚くことに、
Roy Woodは現在に至るまで、ドラッグに手を出したことが
ないそうです。(本当かな?)
このサウンドで、I Can Hear The Grass Grow(草が育っていくのが聞こえる)とか
Walk Upon the Water(水の上を歩く)なんて、いかにもだけど。
ちなみに、誰にいっても信じてくれませんが、
髪の毛が育っていくのが聞こえるときがあります。たまーに。
自分ももちろんシラフです。

ではでは、また。

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